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類似するモチーフが反復する画風が特徴的なN・S・ハルシャ。インド南部マイスールを拠点に活動する彼の初の大規模な個展『N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅』が東京の森美術館...
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去る1月、第61回岸田國士戯曲賞(白水社主催)の候補作8作品が発表されました。昨年に引き続き、演劇研究・批評の山崎健太さんと、劇評家の落雅季子さんによる対談をお届けします...
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民衆の実用品として、名もなき工人たちにより作られた日用品の中に「美」を見出した柳宗悦。その「民藝」という美に感銘を受けた作家たちの作品展『柳宗悦と民藝運動の作家たち』が3...
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『地域アート 美学/制度/日本』は、評論家藤田直哉の「前衛のゾンビたち 地域アートの諸問題」という論考を出発点に、アーティストやキュレーターとの対話や研究者の論考を編んだ...
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一九八九年から松竹で制作、フジテレビで放送されてきた中村吉右衛門版『鬼平犯科帳』が、二〇一六年十二月をもって終焉を迎えた。単純な勧善懲悪に収まらない脚本、江戸の情緒にあふ...
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「戦後ドイツの映画ポスター」展が1月29日(日)まで東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催中だ。戦後東西に分かれ、別々の道を歩んだ2つのドイツ。それぞれの社会的背景の...
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東京都庭園美術館で「クリスチャン・ボルタンスキーアニミタス-さざめく亡霊たち」展が開催中だ。クリスチャン・ボルタンスキー氏は1944年フランス生まれ。一貫して「名もなき人...
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0.はじめに2016年9月6日、Yahoo!ニュース特集に拙稿「64年東京五輪『日の丸カラー』の公式服装をデザインしたのは誰か」が掲載された。「1964年の東京オリンピッ...
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私は、インドネシアの西ティモールで文化人類学の調査をしている。貧しい農村から町へ出稼ぎに来ている人々の仕事と生活を追い、彼らが異なる正しさをもつふたつの経済(売買の経済と...
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講談社文庫から『Jポップで考える哲学 自分を問い直すための15曲』を上梓した。この本は、Jポップを題材にした哲学書である。しかし、なぜJポップを題材にするのだろうか。また...
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東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催中の美術家・会田誠さんの個展には、「はかないことを夢もうではないか、そうして、事物のうつくしい愚かしさについて思いめぐらそうでは...
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ちょうど1年前の今頃、三鷹市芸術文化センター星のホールと小豆島高校体育館特設ステージを約1カ月にわたり満員にし、約9000人を動員した劇団ままごとの『わが星』(作・演出:...